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やはり「生体反応なし」か、、、
殺害されたフリー記者に冷たい日本政府の対応
ミヤンマー制裁強化の欧米諸国、だが日本は軍事政権と癒着し躊躇している


またフリーランス記者の長井健司さんがミヤンマー(ビルマ)で殺されました。橋田信介さんもそうでしたが、危険な戦場や政変の現場取材で殺害されるのは、いつもフリーランスの記者です。
ところが、海外のニュースに無関心な日本人にとって、そんな危険な国の取材をするジャーナリストの死は自己責任だという相変わらずの冷たい反応があります。
そういうニュースは外国の通信社から買えばいい、ということです。
米国政府はいち早くミャンマーへの制裁を打ち出し、資産凍結などの措置を発表しました。自由主義諸国はこれに同調しています。
しかし発足したばかりの福田政権は、テロ特措法延長にはこだわりながら、ミャンマーへの制裁強化を躊躇しています。いつも顔色をうかがっている米国に対しても、米国は米国、と居直っています。
ブッシュ大統領は、ミャンマーという国名を使わず、ビルマという呼称を使っていますし、米国の大新聞もビルマといっています。
1989年、ベルリンの壁が壊れたとき、ビルまでは軍事政権ができて、民主化運動のシンボルのスーチーさんが、軟禁状態に置かれました。
それから約30年間も軟禁され自由を奪われてきた彼女は、いま刑務所に収監されています。数百人以上の僧侶や市民が軍事政権によって殺害されているという情報があります。
日本人ジャーナリストが殺されているのに、「事実関係をよく調査して」ととぼける福田政権の反応はまさに「生体反応なし」です。この言葉はかつて福田さんが前の総裁選挙出馬をめぐって、記者団に発した言葉です。
北朝鮮への制裁強化にあたって、国連のリーダーシップをとりながら、ミャンマーの人権抑圧には甘い日本の態度は、そのときそのときのご都合主義とダブルスタンダードであり、国際社会の疑惑を招きます。
日本政府は中国と共に、軍事政権をいち早く承認し、巨額の経済援助をしてきました。そういう抜き差しならない癒着が軍事政権を支えてきたわけです。
日本政府の通達を受けて、メディア各社はビルマという呼称をミャンマーと改めました。この変わり身の早さに、驚いたものです。
いま改めて、ビルマへの深い思いと日本の戦争体験を描いた小説『ビルマの竪琴』思い出します。しかし若者の多くは、この小説のタイトルすら知りません。恥ずかしいことに、そんな小説を持ち出すのは、KYだといわれます。
心に残る小説が完全に忘却され、KYなどという奇妙な頭文字がはびこり、粗悪なデタラメ活字や映像が出回る世の中だから、日本人の心がすさみ、優しさのカケラも失って、国技の相撲界にまでイジメ殺人が起こるような世の中になったのです。
長井さんの事件のように、面倒に巻き込まれることを恐れる日本の大マスコミは、イラクにすら記者を常駐させていません。
日本のメディアは、外国の通信社や新聞社からニュースを買うのですが、どうしても日本人の取材が必要なときは、フリーランスの記事や写真を買います。
日本の大マスコミは安全なビルの中にいて、現場に出たフリーランスの命を金で買っているわけです。
フリーランスの命を金で買う大マスコミが少しでも自責の念を持つなら、長井記者殺害の現地調査をし、軍事政権に対する制裁強化をもっと福田政権に働きかけるべきではないか。
明日からでも、各新聞社やテレビ局ができる制裁の方法として、欧米の一流メディアのように、ビルマという昔の呼称を復活させることを考えたらどうですか。

(柴山 哲也)
| - | 09:42 | - | - |
職を賭した安部さんの功績?
自民党総裁選挙という狂想曲
この茶番劇を仕組んだのは捨て身の知恵だ


自民党総裁選挙の狂騒が全メディアを覆っています。ついでに、支持率が旧降下している自民党にも国民の関心が集まっています。
その分、民主党の存在は影が薄くなっています。民主党のミスター年金と俄か大臣・桝添さんのタグマッチを期待していた国民の期待は大きくはずれました。
福田さんは確かに良識ある政治家ですが、もっと早い段階でその良識と知性を発揮してほしかったし、自民党員が一人もいないというオタクの町・秋葉原で気勢をあげた麻生さんは、国民の目線からもずれているとしか見えません。
小泉チルドレンたちは、小泉さんに断られて、思想も信条も違う福田さんにすり寄っています。議員の職にしがみつくだけで、節操も信念もないんですね。
こうした光景はどこから見ても自民党の末期現象で、音を立てて崩れてゆく政権政党の内部の腐敗が見えるだけです。
民主主義とは名ばかりで、二大政党制が根付かず、政権交代も起こらなかった戦後日本では、政治を変えるには、権力の自壊を待つしかないということを示しているのでしょうか。

江戸幕府の崩壊のときは、勝海舟や西郷隆盛らがいて、「江戸城明け渡し」という過激な政権交代を、平和的に見事に果たしました。
江戸城明け渡しとは、いまでいえば、「霞ヶ関明け渡し」ということになります。
思うに、安部首相が小沢代表との会談を強く求めた理由は、必ずしもテロ特措法の延長問題だけではなかったののではないかと、思います。
参院選の大敗北で政権交代がありうると考えた安部さんは、自分を勝海舟に見立てていたのかもしれません。しかし小沢さんにはそれを受ける気はなかったようでした。
安部さんは自民党政治の終焉を身をもって体験し、前任者の小泉さんが本当に自民党をぶっ壊したのだという実感を持ったと思います。
そこで、安部さんは最後の賭けに出ました。職を賭す、つまり政権を投げ出すという過激な行為に出ることで、自民党への関心を集めるという捨て身の戦法です。
これは戦ですから、辞任にあたって安部さんが病気の話をするはずもありません。与謝野官房長官は、安部さんが辞任の記者会見で病気のことをいわなかったことが、誤解を広げたというような話をしていますが、これは間違った認識です。
メディアが大騒ぎすることで、一時的かもしれないが、国民の関心が自民党にむけられる。その間に崩壊寸前の自民党を立て直す。安部さんの狙いはそこにあります。
政権がダッチロールを繰り返す中、高度を少しでもあげて、墜落までの時間を稼ぎ、ショックを柔らげるために安部さんが考えついた最後の方法が、総理の辞任、だったのではないか。
安部さんと麻生さんとの確執論がメディアを騒がせていますが、それはあまりにも底の浅い分析ではないか。
私が述べた以上の分析をメディアはまったくしていません。しかし仮にも一国の首相が、”犬死のような辞任”をするはずはないのです。この点を、私は安部さんに聞いてみたい。
政治生命すら棒に振ったかに見える安部さんの深謀遠慮とは何だったのか。それを分析することこそ、ジャーナリストの最大の仕事ではないかと思います。
官邸記者クラブにいる日本の政治記者たちは、肝心なときに、床屋談義に興ずるか、重箱の底をほじくることしかできないでいます。

(柴山 哲也)


| - | 12:55 | - | - |
国民の孤独。沈みかけた船を皆でたたく文化の構造
異常な”血祭り”と嘘に狂奔するメディア

スキャンダル大好き人間、それがマスコミ人です。水に落ちた犬をたたけーーというのはメディアの性です。
しかし日本のマスコミは度が過ぎている。事件の本質や背景の解明を無視して、これでもか、これでもかと当事者だけをバッシングする。人を血祭りにあげる文化にどっぷりと浸っている。
それを読者、視聴者が喜ぶのは、それだけ世の中に不満がたまっている、大衆がフラストレーションにあえいでいる、ということではないか。
外人力士の朝青龍の我が儘は許さない、そんなに日本がイヤならさっさと出ていけ、という世論がメディアによって作られています。外人でありながら、横綱の地位を極めた実力者へのバッシングです。
イチローや松井選手が、アメリカでバッシングを受けた話は聴いたことがないというのに、、。
安部首相が辞意表明したあとも、マスコミは異常なバッシングを始めました。権力のトップにあった人が思わぬ弱点をさらしたからです。松岡元農水大臣の自殺も、メディアのバッシングが引き金を引きました。
マスコミのバッシングと無責任な憂さ晴らし報道によって、事件の本質は全く見えなくなっている。朝青龍、安部首相、松岡氏、、何が本当で、何が嘘か、国民ににはわからない。過剰なバッシング洪水のなかで、正常な判断ができなくなっている。理性を麻痺させるのです。
官僚の好き放題と暴走、社会保険庁役人の金銭横領など、旧ソ連よりひどい日本の官僚システムの改革はできず、国民から絞り取られた血税が無意味に使われている、という官僚天国の実態だけが温存されている。
マスコミは、水に落ちた犬をたたくことで、国民の判断力を狂わせ、巨悪をかくし眠らせている。
これは戦後の日本文化の特徴で、大人のイジメ文化の構造は子供の世界にまで及んでいる。他人をイジメ、貶めることで、自分の優位を保ち、存在理由とするケチな文化の蔓延です。(まあ、何もせずに黙って椅子に座って、税金を食らう小役人の文化ですか、、)。
日本のマスコミは、朝青龍や安部首相の無責任を糾弾しながら、自らの無責任を恥じることはないのだろうか。自分の醜い姿を鏡に映してみたことがあるのだろうか。
「あるある大辞典」の捏造番組のあとも、どのテレビ局にもさしたる反省の色はなく、のうのうと旧態依然の番組を垂れ流しています。あれが食品会社やメーカーなら、会社はとっくの昔につぶれている。

安部首相の辞任の真相をしっかり調査し、堂々と伝えるマスコミの不在ーーこれは政治の混迷と同じく、国民の最大の不幸です。
正当なジャーナリズムの不在と国民の孤独。
いったい安部総理の辞任は、自民党政治の終焉を意味するのか。
小泉前首相は本当に自民党をぶっ壊したのか、戦後初の政権交代は起こるのか。
後継総裁人事に狂奔するのでなく、これを伝えるのが本当のジャーナリズムの仕事です。

戦時下、原爆が落とされるまで、日本は無謀な戦争を継続しました。
当初、原爆投下の第一目標は京都でしたが、その後、広島、長崎に目標が変更されました。
新聞は敗戦まで戦争を煽り、負けているという報道はいっさい記事にすることはなく、嘘を書き、戦争に勝っていると国民を欺いていました。
真実を伝えないマスコミのあり方は、いまも昔も変わらないようです。

(柴山 哲也)
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