橋下新知事を選んだ大阪府民とは
政策と争点なき選挙ーーやはり大阪人は人気タレントが好き?
民主主義にとって危険な兆候だ

大阪府知事選挙で、橋下氏が当選しました。私の事務所が大阪にあり、一応大阪府民なので、しぶしぶ選挙には行きましたが、今度の選挙ほど投票しずらい選挙はなかったと思います。玉がいなかったということですね。太田前知事の金銭疑惑がひどすぎたせいもありますが、無策だった横山ノック時代に逆戻りしなければいいと思っています。
米国のシンクタンクにいたときの話ですが、、国務省の幹部が大阪を訪問するさい、あのコメディアン知事に会うべきかどうか、相談されたことがあります。恥ずかしかった記憶があります。
私は大阪府民でありながら、大阪の行政全般に不信感を通り越した感情を持っています。府民無視で役人のお上意識は異常に強く、大阪にはもうかかわりたくない、税金も取って欲しくない、という思いでいました。もっとましな他府県に”亡命”を考えていたところです。
「役人を蹴散らす」と豪語した橋下氏には期待したいところですが、若さと知名度はあっても、それは知事の資格とは何の関係もありません。橋下氏の唯一の政策らしきものは、子育て家庭への家賃援助ですが、大阪府の抱えてきた放漫財政と破産的な赤字、ゼネコン政治の蔓延はそんなことで矯正できません。橋下氏は、タレントですが弁護士でもあるので、外国人からコメディアンといわれることはないでしょうが、勉強不足で知的レベルをもっと高める必要があります。
民主党が推薦した熊谷氏は学者ですが、近年の大学の知的パワーの衰弱を物語る感じの候補者で、パワーと魅力に乏しく、橋下氏よりもさらに政策も思想もわかりませんでした。大学行政だけやっていた学者官僚に、知事が務まるはずはないと思っていましたが、予想通りの結果です。小沢党首が法案採決を棄権してまで、応援にかけつけたにしては、力不足でした。
民主党は最初から候補者の人選を間違えたのではないかと、思います。
橋本氏は、テレビが作ったタレントです。近年、テレビ政治が顕著でテレビで政治が動く局面が多々ありますが、この現象をポピュリズムといいます。
テレビ人気とムードにひきづられ、物事が安易に、大衆迎合主義に流れることをいいます。自民党は大阪人のポピュリズムを利用してポイントを稼いだのですが、健全な民主主義にとっては危険な兆候です。
こんなことでは、自民、民社が激突する次の総選挙が危ぶまれます。
大阪府民は理性を失わないようにして橋本行政を見守る必要があるでしょう。今回、ポピュリズム選挙のサンプルを作ったテレビなどの巨大メディアは、大衆迎合をやめて、あるべきメディアの役割に目覚める必要があります。亡国のメディアにならないように、橋下行政をしっかりと監視して欲しい。それが責任あるメディアの役割ではないですか。(柴山 哲也)
| - | 11:04 | - | - |
| 1/1PAGES |

パチンコ 乃木坂ワンバイベットカジノパラッツォ 鶴ヶ峰オンライン カジノ 日本ニンテンドー スポーツ CR 牙狼FINAL優雅堂 カジノ 出金テッド ベット 使い方 ボンズカジノ 評判カスモ パチンコ海 物語 シリーズシャッフル スロット